題経寺 光芒

施餓鬼会の日

当日の題経寺「二天門」「福聚殿」と光芒です。

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柴又の帝釈さまでは、毎年、8月17日に
「施餓鬼会・せがきえ」が行われています。

施餓鬼とは、法会の一つで、
飢え苦しむ生類や弔う者のない死者の霊に、
飲食物を供えて経を読む供養のこと。

先祖供養とともに行うことで、
徳が積めると考えられていたためか、
お盆の時期に行われることが多いそうです。

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柴又に生まれ育っておきながら、最近になって、
地域の魅力をかみしめるようになった私。

「帝釈さま・題経寺」で行われる「仏事・行事」を
できる限り拝見してみたくなりました。

「初詣」と「庚申参り」の他にも、年中行事は沢山あり、
この施餓鬼会もそのひとつです。

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天明3年にあった、浅間山の大噴火の犠牲者が、
江戸川岸に流れつき、供養したのが始まりといわれています。

「川施餓鬼」とも呼ばれ、読経のほか、
例年は檀家さんと共に矢切の渡しから、灯籠を流して弔うのだとか。-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

去年このことを知り、
今年はどうなるか気になっていたので
当日の午後、
お詣りに行かせていただきました。

やはり今年はコロナの影響で、
規模を縮小するということがわかり
お堂で読経が始まるまで、参道のお店で涼をとることに。

イチゴのかき氷
参道の中でも、超オープンエアーなお店で
今年の夏初めての「かき氷」をいただきました。

 

熊手と暖簾

せっかくなので、店内で気になった「縁起物」も撮影。
七福神がいらっしゃいましたヽ(^○^)ノ

 

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再び境内に戻り、読経が始まる時間に合掌。

数日前からご本堂の前につるされていた灯籠が
風になびく様子に、こころ洗われました。

音声は、まだ盛りの蝉の声ばかりですが、
もしかしたら、お経が聞こえるかもしれませんよ。

 


このご供養が始まった、天明という時代は、
飢饉や、疫病が流行りました。


その時も、帝釈さまの「板本尊」が、
江戸の民心をいやしたそうです。

1日も早く、マスクがいらない世界になり、
自由に生活できるることを、願わずにはいられませんでした。


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