冒頭の写真、リンドウではなくハニワ。
なんで?と、思われる方も多いと思います。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、種明かしは文末にて。
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リンドウを漢方薬として使う時には、根っこを服用するのですが、
まるで、竜の肝のように苦いことから「竜胆」と名付けられました。
学名はGentiana。
私が扱っている、植物療法でもお馴染みの名前です。
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実は、その「リンドウ」が、
私と寅さんを、深く結びつけてくれる切掛になりました。
2年前の夏、柴又の寅さん記念館で、渥美清さんのご命日に、
献花台が設けられることを知り、訪ねてみることにしました。
それまでは、柴又に住んでいるお陰で、自己紹介には困らないけれど、
映画館で「男はつらいよ」を観たことはありませんでした。
あまりに身近すぎて、また、若くて(笑)
生まれてこの方、柴又なのに、そのよさに気づいていなかったのです。
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こちらは昨年、家族で訪ねた時に、
献花用に、準備されていたリンドウ。
ファンなら、寅さんの「語り」を思い出されるでしょうね。
花は、天気の良いときだけ太陽に向かってまっすぐに開くといいます。
「お天道様は見ているぜ」という台詞にも通じるものがありますね。
次は今年、8月4日の祭壇です。
例年は「献花のお知らせ」があるのですが、今年はありませんでした。
時節柄、致し方ないのですが、
リンドウを活けた花瓶を見つけた時は、ほっとしました。
最後の写真は2年前。
今は、山田洋次記念館がある場所が休憩室で、そこに祭壇があり、
渥美清さんの出演作品のことなども、詳しく知ることができました。
会場には「男はつらいよ」の映像がエンドレスで流れ、
何気なく見始めたのに引き込まれてしまい、
冷房で身体が冷え切っても、席を立つことができませんでした。
来年はまた、沢山のファンの方と共に
リンドウを献花できるようになることを
こころから願わずにはいられません。
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リンドウは、多くの芸術に関わる方に愛されており
「りんどう忌」も「竜胆忌」も、すでに周知のことのようです。
そこで、私の中でだけでも
毎年、8月4日を「リンドウ忌」と呼ばせていただくことにしました。
山田洋次監督と「寅さん埴輪」
奇しくも渥美清さんのご命日に、
柴又の八幡様の古墳から発掘されましたw(゜o゜)w
*リンドウの花言葉*
「あなたの悲しみに寄り添う」
やはり、リンドウは、寅さんにピッタリだと思いませんか?
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