麋角解(さわしかつのおつる)

日本には
美しい四季があり、

さらに
1年を24の季節に分けるこよみが二十四節気。

それを
はじめ・中・終わりとするのが七十二候です。

 

【65】冬至・次候
麋角解(さわしかつのおつる)
新暦12月26日~12月30日 頃

2021年は、12月26日(日)~12月30日(木)
大鹿の角が落ちて生え替わる」頃です。

 

この時期に、
強い生命力を持つ旬のものは

運を上げるためには欠かせない、
最高の縁起物となりますヽ(^○^)ノ

下記、ご参考くださいませ。

 

植物 南瓜(かぼちゃ)
鯉(こい
動物 尾長(おなが)
行事など 歳の市:
正月を迎えるための買い物客で市が賑わう。


雄鹿の大きく立派な角が、

この時期に根元から自然に落ちる。

鹿の種類によって、
生え替わる時期が違うそうです。

ただ、この鹿をトナカイとする説もあり。

クリスマスが近い季節なので、
この説を推したいと思います笑

ポロリと惜しげも無く角を落とす様は、
新しい角を生やすためには必要な摂理。

新年を迎える私達にも、
大切な姿勢だと感じました。

かぼちゃの名前の由来は、
カンボジア」がなまったとされています。

最初に日本に持ち込まれたのが、
カンボジア産だったからとか。

花言葉は「広大
わかりやすすぎ、ですよねf(^^;

収穫時期は、真夏から初秋。
でも、旬は今!なんです。

なぜなら、採れたてだけが旬にあらず。
かぼちゃは、数カ月保管して追熟。

その方が美味しくなり、
栄養価も増えるんですヽ(^○^)ノ

冬至にかぼちゃをいただくのも、

かぼちゃ=南瓜(な
運=のつくもの

といった、縁起を担ぐだけではない、
食養生でもあったと納得できますね。

浅草寺の歳の市は、
【63】大雪・末候
鱖魚群(さけのうおむらがる)でお伝えしましたが、

この時期でも間に合う、
東京の歳の市をご紹介。

人形町歳の市(25日~31日)
アメ横(上野・御徒町)

五感のすべてで、
旬を楽しみ
いつも、ご機嫌に。
こころ豊かに、
からだ健やかに^^

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